用語集
業務委託とは。雇用との違いを副業の入口でわかる言葉に
副業の案件ページを開いたら、契約形態のところに業務委託と書いてある。雇用とどう違うのか、何を約束させられるのか、よくわからないまま応募ボタンの手前で止まる。最初の一件で多くの人がここで足を止めます。
業務委託とは、会社に雇われるのではなく、ある仕事を引き受けて、その成果に報酬をもらう働き方のことです。時給で時間を売るのではなく、仕上げたものを渡してお金を受け取る、と考えるとつかみやすいと思います。
雇用との違いは、指示のされ方にある
雇用だと、勤務時間も進め方も会社の指示にしたがいます。何時に来て、どの順で作業して、と決められた中で働きます。業務委託は、何をいつまでに仕上げるかは約束しますが、どこで・どう進めるかは自分で決められます。
レストランでたとえると、雇用はキッチンに入って店長の指示どおりに動く料理人です。業務委託は、この料理をこの日までに作って届けてください、と頼まれた外部の職人に近い。味付けの手順や調理場所までは口を出されません。決めた一皿を、自分のやり方で仕上げて渡します。
副業では業務委託の形が多い
副業として仕事を受けるとき、この業務委託の形になることがよくあります。だから、いつ・どこで働くかを相手に細かく管理されるのではなく、何を・いつまでに、を約束して自分のペースで進めます。
クラウドソーシングってなに?で募集される案件の多くも、この業務委託です。本業の合間に進めたい人にとっては、時間を縛られにくいのが合っていると思います。
契約で決めておくこと
業務委託で困りやすいのは、口約束のまま進めてしまうことです。何を作るか、いつまでに、いくらで。この三つを文章ではっきりさせておくと、後でもめません。
たとえば、画像を10枚作る約束だったのに、相手は20枚のつもりだった。修正は2回までと決めていなかったので、何度もやり直しになった。こうしたズレは、最初に書面で揃えていれば防げます。金額の決め方や納品物の渡し方でつまずく人は、見積もりと納品の決め方も見ておくと型がつかめます。
公務員が知っておきたい線引き
公務員の場合、業務委託だから副業の規程にかからない、とは限りません。報酬を受け取る働き方であることに変わりはなく、所属の規程と許可によります。可否は当サイトでは判断できないので、まず勤務先の決まりを確認してください。順番に迷う人は公務員が副業の前に最初に確認することから読むと整理しやすいと思います。
業務委託は、自分の裁量で成果を仕上げて渡す働き方です。雇用との違いと、契約で決める三点を押さえておくと、最初の案件で止まりにくくなります。